こころ便り~丘のカウンセリングルームから~

カウンセラーからあなたへの「こころ便り」。…何処かであなたのこころに届いて、お役にたちますように…

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久しぶりに映画を観ました

目下、転職(カウンセリングではなく、嘱託のお仕事の方ですが)インターバルの私…

来週から新しいお仕事がはじまると時間がなくなるだろうことが予測されており…
前から観たいと思っていた映画を見に行ってきました。

場所は横浜からアクセスの悪い岩波ホールにて、意を決して!(東京&暑さにいまだなれない横浜人です)

観たかったのは
「大いなる沈黙へ」オフィシャルサイト

混雑が嫌でしたので、あえて平日の昼間を選んででかけたのですが、チケットを売り場に並んだものの、なんと私の前の人で満席となってしまい、ホールの方から「またの機会になさるか、お食事でもなさるかして」と宣告をうけました。

昼の3時まえ…いったい何食をたべよと?(苦笑)

それにしてもキリスト教信者が人口の1%しかいないにもかかわらず、それも平日にもかかわらず、この混雑はなんだろうと不思議~な感じ。他から隔絶された山奥の観想修道院=日ごろみられないからこそ、観たい!という方が多いのでしょうか?それとも忙殺される日々の中で、心静かな時間を共有したい方が多いということでしょうか?

さすがに横浜から再び出直す元気は残っていませんでしたので、しかたなく6時半からの最終回のチケットを購入し、3時間近くの時間を喫茶店と四ツ谷でつぶし、なんとか…

この映画、165分というロングバージョンにて、最終回の終わりは9時25分…おうちで留守番しているワンコたちに心の中で詫びつつ、ひとり観賞…

この映画、今日なお戒j律が非常に厳しく守られているグランド・シャルトルーズ修道院の日々を記録したドキュメンタリーにて、監督は心理学を学んだ後に映画を学んで映画監督になったという方で6カ月、修道院に一人(監督一人しか入ることを許されなかったため)HDCAMをもって入って、修道士さんと同じ生活をしながら、撮影をしたとのこと…
撮影を願い出てから許可がおりるまで16年がかかり、それもナレーションも照明も一切なしで!という条件のもと撮影が許されたのだそうです。

う~ん…何といいましょうか…恬淡と硬質な感じで修道院の雰囲気というか空気が延々と映し取られているという感じ。以前、スイス映画を観たことがあるのですが、この映画の透明感のある恬淡とした感じはそれに通じるものがあり、それにさらにドイツ映画の硬質さが加わったような…
ただ、いくらナレーションなしとはいえ、字幕で何回も聖書の同じフレーズが繰り返されるのには(それが、この修道院が歴史を貫いて守ってきた日常性ということなのでしょうが)ちょっと…

それにしても、一日の大半を小さな一戸建ての小屋のような個室で過ごし、きびしい沈黙の戒律のなかで祈りと労働にあけくれながら、祈りとともに内なる世界に潜心している修道士さんたちの姿には、ヨーロッパの精神性の根底にあるもの、そして、精神分析の根本に通底するものをみたように思いました。

日々の変わらぬ日常の中で、自らの心の奥底に目を凝らし、心のうちに深く沈潜してゆくプロセス…

山手カウンセリングルーム
町心理

カウンセリングの準備

今日は、カウンセリングのセッションが午前から夜まで予定されています。
このところ、暑いので朝からまだ1台しか設置できていないクーラーをつけて
面接室&待合室を涼しくしておくのがまず最初の仕事、そのあと、ちょっと最近伸び放題になっている庭木の枝を切ったりしていたら、あっという間に蚊の餌食になり、大急ぎでとりあえず気になっているところだけパチパチと…

緑豊かな環境が自慢なのですが、それを維持してゆくのはなかなか大変なことで、
親切なご近所の方が手伝ってくださっているのですが、このところの暑さのせいでちょっとお休みになっている関係から
お庭は………の状態!
それでも今朝は庭に植えていたトマトが2個赤らんでいたので収穫!
昨年はじめて植えて楽しめた坊ちゃんかぼちゃ、今年はなぜか雄花ばかりでまだ1つしかなっていません。
それでも、おいでくださった方の目は楽しませているようで…

問題は玄関や面接室などにいつも飾っているお花…
いつも庭の花々をチョッキンして飾っているのですが、
紫陽花はもう終わりに近いですし…どうしましょう?

あとは昨晩から用意していた冷茶を冷蔵庫にスタンバイして…
もう少したったら乳香(フランキンセンス)をお部屋に焚きます。

乳香=フランキンセンス、クリスマスの物語でイエスキリストへの最初の贈り物の1つとして名前は知っていたのですが、
実際に中東に詳しい方から移転のお祝いとしていただくまで、実物を見たことがありませんでした。
中東から東南アジアに生息する木からとれる樹脂を集めて乾燥させたものとのこと。
見た目はコロコロとした塊のようで地味なのですが、これを焚くと何とも言えない良い香りがします。
特に今使っているオマーンのフランキンセンスは、フランキンセンスのなかでも最高級なのだそうで…
クライエントさんのなかには、この香りが好きになって「落ち着くのでエッセンシャルオイルを買いました」とご報告くださったかたもいらっしゃるほど…

フランキンセンスには芳香だけでなく、殺菌、防虫などの効果もあるとのことで、中東イスラム圏では毎朝、フランキンセンスを焚いた香炉をもって、その家の主婦が家中を清めることからスタートするのだとか…

確かにカウンセリングルームは築80年以上と推定される古民家ですから、朝のお清め?には最適かも?
それ以上に、防虫効果もあるようで、蚊がとんできて(古い=隙間がある家ですから大いに考えられることなのですが)セッション中に悩まされたことは今まで一度もありません。

フランキンセンスは精神安定の効果だけでなく、喘息などにも効果が認められているそうです。

♤エッセンシャルオイル(精油)を用いた化粧水のつくり方♤
<Material>
・グリセリン(できれば専門店で売っている植物性のもの)…5ml
・ミネラルウオーター(水道水は不可、コンビニなどで売られている軟水であればなんでも)…45ml
・エッセンシャルオイル(これも合成ではなく、ちょっと高くても天然のものを用いて下さい)…5~6滴
 →好みの香りのエッセンシャルオイルで良いと思います。また好みの香り2-3種類をブレンドしてもOK
・スプレーボトル(こちらは100円均一のものでもOK、ただし日光で変質しないようお気をつけ下さい)
<つくり方>
1.スプレーボトルにグリセリンを入れる。
2.そこに好みのエッセンシャルオイルを数滴いれボトルをよく振ってしっかり混ぜ合わせる(精油はそのままでは水と溶け合わないため)
3.しっかりオイルがグリセリンと混ざったら、ミネラルウオーターをいれて更に数回ボトルを振ってよく混ぜ合わせ…
完成!

私自身も当直勤務があるのでリラックス用(フランキンセンスベース)、リフレッシュ用(レモンユーカリベース)と二つを作って、常備しています。

実はこのレシピ、過日の研修会でもご紹介して大好評でした。
そのほか、熱めのお湯を少し注いだ洗面器にエッセンシャルオイルを数滴いれて直接香りを楽しんでいただく方法もご紹介しました。

香りや光といった五感に直接影響を及ぼすものは気持ちにも大きく影響するように思いますので、うまく生活にとりいれられるとよいですね!

さて、そろそろカウンセリングルームにもフランキンセンスをたきましょう…

山手カウンセリングルーム
町心理

何にもしたくない日

昨秋から仕事を増やしすぎたせいか、少しダウンぎみ…
仕事を見直して、生活改善しようと思ったりしております。

今月は仕事を少し減らして休みを取っている時間が多いので
家のこともいろいろしたいし…
片付けものもたくさんあるし…
書かなくては!と思っている手紙も何通もあるし…

でもそれをやろうというエネルギーが出てこない(´;ω;`)
(カウンセラーだって人間ですから、こういう時もあります!)

そういう時には、あえてやらなくてはならないことを出来ない自分を責めないことが大切!
そう自分に言い聞かせています。

エネルギーがでてこないというのは、いわば心のガソリンが切れてしまった状態ですから
そのまま無理して走り続けると、ガソリン切れでダウンということになりかねません。

人間って都合のよい自己理解をしがちで、いつもガソリン満タンの自分が自分だと思いがちですが
自動車同様、はしりつつけていれば燃料はどんどんと減ってゆくのですから、
当然、ガソリンが切れそうになる時もあるわけで…

そうしたガソリン切れのサインが
「なんにもしたくな~い!」「なにもできない…」という状態。

いつもガソリン満タン状態の自分に慣れていると「情けない!」「もっと頑張れるのでは?」
などと思いがちと思いますけれども、
そういう時こそ、自分に優しく接してあげてほしいなぁ~と思います。
「そうそう、疲れてるんだから仕方ないよね」「無理しすぎちゃったらダメだよ」などなど

こういう時には、とにかく睡眠をしっかりとることを最優先して
心のガソリンが自然に回復してくるまでじっくり待つことが大事です。

山手カウンセリングルーム
町心理

こころのビタミン

きちんと教育分析までうけた臨床心理士だけれど(だから?)、カウンセリングを商売(=生業)にしない!というポリシーもあり、生活の主たる収入は当直アルバイトや嘱託職といったところで得ています。
もちろん面接が馴れ合いにならないために報酬はいただいておりますが、カウンセリングは私にとって生業以上のものというか…うまく説明しにくいのですが、私自身が生きる姿勢に密接していることなので、商売にしたくないと思っているので…

土曜日の当直あけ、最近は懐かしの母校近くの四ツ谷にゆく機会が多くなりました。

あっでもその前に昨日の当直ではオフィスの模様替えがあったので、なんとなく落ち着かない勤務で(なにせ、普段みかけない偉い方々もぞろ~り徹夜体制でスタンバイ!)気づかれしたこともあり、当直のお仲間と朝ごはん&お喋りで楽しい時間を過ごしました。それにしても一晩で本社はもちろん支社までふくめオフィスの全面リニューアルをPCまで含めてすべてしてしまうって…すごいなぁ~と改めて!

いつもながら当直ではいろんなご相談があるわけで…それも夜中ということもあり、かな~り暗い後ろ向きなご相談が多い時間帯ですので、そんな当直の余韻を四ツ谷にあるキリスト教グッツやら、書物やらが取り揃えられているサンパウロとトン・ボスコに足を運びホーリーなものにかこまれて、ホケ~っとするのが私のリフレッシュタイム!ついでにイグナチオ教会のお昼のミサに参加して帰ってくるとそこそこ良い時間になって、お昼寝防止にもなりますから一石二鳥。四ツ谷界隈には院生時代によくいったお店などもあり、お昼もリーズナブルに美味しくいただけるので便利なのです。

最近のマイブームというか、ちょっとしたコレクションになりつつある、ロザリオなどを見たり購入したりするのも楽しみ!
今のお気に入りは、オリーブの木の玉を紐で編んだ素朴なもので、チェーンなどより絡みにくいですし、オリーブは育つのが遅い木ということもあり、素朴な手触りもいいなっと思っています。
知り合いの精神科の先生(=れっきとした正統派カトリックドクター)から瞑想を勧められたこともあり…

ちなみに私自身は全然カトリックじゃないのですけれども(^_^;

サンパウロの四ツ谷のお店の入口に少し前からこんな看板を見かけるようになりました。
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ちなみにこちらのお店を運営している修道会はれっきとした男子修道院!
にもかかわらず…「乙女菓子」(´・_・`)ですか~と顔見知りの修道士さんに聞いたら
「最近は、教会も高齢化しているから、もっと裾野を広げようとおもって」
とのお答え。

修道院の乙女菓子が今ひそかにブームになったのはこの本の影響も大きいと思いますが…
51tCvPOv.jpg


サンパウロに設けられている修道院の菓子セレクトショップコーナーでは、たしかにここでしか手に入らないというか、なかなか手に入りにくいお菓子が並んでいます。
どれも美味しそうなのですけれど、お値段もそこそこするので、手にとってみてもなかなか買えず(´;ω;`)
結局、いつもカウンセリングルームの待合室に常備している、大分のトラピストクッキー(これはお値段もリーズナブルなのにとっても美味しいと思うのです)におちついてしまうのですけれども…

合理化とか、効率化とかが最優先される現代社会のなかで、ひっそりと祈りの中でつくられている製品をみていると、その後ろにある物語というか、修道院の静かな生活が見えてくるような気がするのは私だけでしょうか…


さらに、この日は修道会の100周年ということで、講演会があるというので行ってみました。
神父さんのお話=あまり面白くないだろうな~という偏見があったのですが…
すご~く面白かったです。間のとりかたも絶妙で、あの綾小路きみまろに勝っているかも?というくらい。
しっかり高年齢層の聴衆の心をわし掴みするような内容でした。
もちろん、きみまろさんのような毒気はなく、むしろ後味すっきり!

講演会は無料なのに、同修道会が発行している月刊誌やカードなどのお土産付きでちょっと得した気分(*゚▽゚*)

講演してくださった神父様はなんでも、ついこの間、フランスから帰ってこられたばかりで、
私なりに理解できた出張目的は、
「これから世界中の修道院でつくられている素晴らしいものを日本に集めて売る!」
ための交渉。つまり、神父様バイヤー!o(^▽^)o
なかなか入手できないオリーブオイルとか、幻のワインとか、リキュールとか…交渉は難航したようですが、製品だけではなく修道院についても紹介するということで、いくつかの交渉を成功して帰国されたようです。

現代の日本ではどこの修道院も高齢化が進んでいるときいていますが、
講演会をした修道院でも平均年齢は60代後半とか…
それでも、目的のためには手段を選ばないこの根性!

最近、働き過ぎで体調を崩しちょっと仕事を休んだりしていますが、世間的にはもうとっくにリタイアしてよいお年の修道士さん、神父さんの前向きな姿勢から元気をちょこっとわけていただきました。

それにしても世界中の修道院のなかでひっそりと心をこめてつくられているものが日本で買えるような日が早くきてほしいですね!
当直明けがもっと楽しくなりそう…

東京での講演会は来週もう一回あるようで、またいってみようと思っています。
興味のある方(いないか~?)詳しい情報は→こちらのリンクから

山手カウンセリングルーム
町心理

安眠ためのあれこれ

こんにちわ!
今日は、前から頼まれていた、ある社会福祉法人の新人研修の日でした。
半年間、4回コースの第2回目で、春に初めてお目にかかった皆さん、元気につとめつづけていらっしゃるかな?と心配しながらの出かけたのですが、一人の脱落者もなく元気に現場で頑張っている皆さんと再会でき、私の方が元気をいただいてきました。
研修は午前3時間、午後3時間の1日コースですので、仕事へのモチベーションアップ、専門的アイデンティティーについて、性格傾向自己診断テスト、燃え尽き防止の方法、リラクゼーションとセルフケアなどなど盛りだくさん!
ですので全部ご紹介することはできませんが、その中でも少しは日常に役立つかも?という内容をちょっとだけご紹介します。

◇安眠のための工夫◇
「眠りたいのに眠れな~い!」というときほど辛いことはないですよね!
そういう時は、無理に「眠むれない!」と焦るよりも、「眠れないなら眠れないでいいや~まぁ布団の中でゴロゴロしてよう」というように考えると良いと思います。眠れないことに意識を集中すると、ますます神経過敏になってしまいますので…
お布団のなかに横になって、ゆったりと好きな音楽かなにかを聴いたりして、ゆるゆるしているだけでも心と体の休息になりますから、あまり神経質にならないほうが良いと思います。

だからといって、お布団の中でスマートフォンなどでゲームをしたりするのはやめておいたほうがよいでしょう。
スマートフォンやPCの液晶画面は交感神経を活発化させてしまう傾向があるように思いますので。

心の状態を支配している神経には、交感神経と副交感神経という2つの系統があって、交感神経は刺激を活発に取り入れ、物事に集中したり、熱中したりするときに優位、反対に副交感神経は心の緊張を解きほぐし、ゆったりしている時に優位に働くことが知られています。
逆にいうと、副交感神経が優位に働かせるようにするとによってリラクゼーションが容易になるとも言えます。

この副交感神経を優位にするための簡単な方法を一つご紹介します。
呼吸をもちいた簡単な方法ですので、是非試してみてください。

【副交感神経優位にするための呼吸法&リラクゼーション】
1)座っていてもよいですし、横になっていてもよいですしどんな姿勢でも良いですが、体を自然でゆったりと楽な姿勢にして、軽く目をつぶります。
2)目をつぶったまま、息をできるかぎり大きく大きく吸い込んで肺の中に入れられるだけ酸素を取り込みましょう。
3)息をめいっぱい吸い込んだら、一瞬止めてから、今度はゆっくりゆっくり吐き出してゆきます。この時、息をはくのはできるだけゆっくりと!が大事なポイントです。
※文字でお伝えするのはなかなか難しいですが、いち、に、さん、と分けて大きく息を吸い込んで一瞬止めてから、今度はし~、ご~、ろ~く、なな~、ハ~チ…くらいな感じでゆっくりゆっくりそーっと息を少しずつ吐き出してゆく感じ。
4)1,2,3と大きく吸い込んで、4~5~6~7~8~(できれば9~まで)と息を吐き出す、これを5回繰り返して1セットです。
5)できれば3セット(つまり15回)くらいご自身でしてみてください。自然と気持ちが落ち着いて楽になってくるのを感じられるはずです。人によっては眠くなってくるとおっしゃるかたもいらっしゃいます。
6)この呼吸法の仕方になれてきたら、今度は息を吐くときに、心の中のモヤモヤ、不安などを息に乗せて一緒に吐き出すイメージで息を吐いてゆくことをしてみてください。具体的に胸の中のモヤモヤを灰色の煙のような感じでイメージするとより、リラクゼーションがしやすくなると思います。
7)もしこれができるようになると、ストレスが多かった日などの気分のリセットが容易になるかと思います。そして安眠にもつながるかも?

全くお金のかからない方法ですので(笑)是非、だまされたと思って試してみて下さい。

それと安眠のためにはあかりの工夫も大切かも?
寝室にはできるだけ直接照明ではなく間接照明をとりいれ、また蛍光灯ではなく電球色のあかりのほうが安眠にはよいかと思います。

これはちょっとお金がかかりますが、もしよろしければこちらもお試しのほど…

それでは、おやすなさいzzz…

山手カウンセリングルーム
町心理




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プロフィール

町心理 

Author:町心理 
臨床心理士&精神保健福祉士
小さなカウンセリングルームを開設して19年…この4月横浜山手の緑の丘にある古民家をリフォームして、ひっそり&こじんまりとご相談をお受けしております。

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